定例記者会見
平成23年11月11日(金)
大臣)
おはようございます。私の方からは今日は特にありません。
記者)
大相撲の隆の山関の件なんですけれども、例のインスリンの注射の話は今後どうなるのでしょうか。何らか協会から説明を、例えば本日、明日、近々に求める予定というのはありますでしょうか。
大臣)
報告が上がって来る予定です。まだ上がって来ていませんが、一昨日だと思うんですけれども、奥村副大臣の方から相撲協会に対して電話で、例の暴行の件と、それからインスリンの注射の件について報告をするようにということと、今、分かっている範囲で問い合わせといいますか、注意を喚起しました。それについての報告がそのうち上がって来るというふうに思います。いずれにしても、注射を打っていたということ、これは事実であるということと、これは今の範疇(はんちゅう)で報告を受けているのは、この薬物についての規定といいますか、ルール化というのがまだ協会の方でなされていないということもあるようでして、そのことも含めて是正をするように、そしてルール化をしていくようにというふうな指導をしていくことになると思います。
記者)
昨日、一昨日、もう既に電話で一度問い合わせをされたという理解でよろしいですか。
文科省)
特にまだございません。まだ事務的にやっているだけです。
大臣)
これからということだね。
記者)
昨日、会計検査院の方から「もんじゅ」の関連の東海村の施設で、施設を造っているんだけれども利用がまだされていないので、きちんと利用方法を考えてくださいというような指摘があったそうなんですけれども、お聞きじゃないですか。
大臣)
ええ、まだ連絡は上がって来ていないですね。
記者)
そうですか。使用済みの核燃料の研究施設ということで、まだそういうことをする段階にないということなんじゃないかなと思うんですが、何か現在聞いていらっしゃることがあればと思ったんですが、まだ。
大臣)
ええ、まだちょっと報告は受けていません。また、報告来次第。
記者)
ちょっと相撲の関連で伺いたいんですが、このインスリンの問題ですとか、反ドーピング対策ができているか、できていないかとか、あるいは隆の山関への処分云々に関しては、本場所開催の条件付きだとか、そういうことにはなっていかないんでしょうか。
大臣)
ちょっとしっかりと報告が上がって来てから検討といいますか、協会自体も今、取組を検討しているということだと思いますし、私たちも、それに基づいた判断をしていかなければならないというふうに思いますが、今のところはそこまではいかないというふうに思います。
記者)
九州場所の開催自体に関しては、文科省としては容認していくということですか。
大臣)
はい。
記者)
首相がTPPの関係で、昨日TPP交渉に参加するかどうかの判断を、1日遅らせて今日表明するということになりました。このことの受け止めと、それから今後、文科省の所管分野に対してどんな影響があるかということについても協議・検討を省内でどのような形で行っていくかについてお考えをお願いします。
大臣)
党内でも非常に活発な議論があったということでありますので、総理も慎重にその辺を考えて1日ずらしたということと、今日、今、正に今ですが、予算委員会の場で改めて、これは野党も含めた形での議論というのをしていくということ。そのことによって、さらに総理としては国民の皆さんにも理解をしていただくという機会をつくっていくということだったというふうに思っています。それはそれで慎重にといいますか、大切なことであったというふうに思います。
我が省に関してなんですが、今までに分かっている範囲での項目付けでいくと知的財産権の分野における特に著作権ということ、それからもう一つは越境サービス部分における社会サービスとしての教育というところ、この2点ぐらいが文部科学省としては対象になってくるのかなというふうに思っています。ただ、それが具体的にどういうところで議論になるかというのは、はっきりしていません。はっきりしていませんということは、項目はこういうふうに置かれているんですけれども、具体的な問題について、まだ提起がなされてきていないということだと思います。なもんですから、あらゆる形を想定して、日本としてどういうふうにそれに対応していくかということについては議論は始めております。
記者)
大臣御自身は、このTPP交渉への参加についての賛否については、どのようにお考えでしょうか。
大臣)
私たちの、文部科学省の分野を含めても個々に検討していくとプラスになっていく面、あるいはマイナスになっていく面、それぞれあります。それをどう理解するかということなんですが、私は一つはこうした交渉の中で出てくる問題に対して、逆に国内の制度改革に結びつけていく、そういうきっかけにもなっていくんじゃないかというふうに思うんです。TPPの議論だけじゃなくて、やはり国際化という中で私たちの分野それぞれ考えていくと、内にこもるんじゃなくて世界に展開をしていくという形になっていくと、やはり国際的な基準、あるいはスタンダードといいますかね、そんなものを作っていく、あるいはそういう、逆に言えば日本の持っているスタンダードを世界に対してアピールもしていくという機会にもなっていくと思うので、TPPが今課題にはなっていますけれども、FTAやEPAの流れというのは、これはどんどん進んでいくわけですから、いつやるかと、今やるのか、それともその先の流れにするのかというその違いだけであって、今やるということであるとすれば、それが一番いいんだろうというふうに思っています。そういうふうに果敢に挑戦をしていくということが大事なんじゃないかなという意味でTPPには私は賛成なんですけれども。これは私たちの分野だけの話じゃなくて、それぞれの日本の中の分野に共通することだと思うんですけれども。
ありがとうございました。
(了)
おはようございます。私の方からは今日は特にありません。
記者)
大相撲の隆の山関の件なんですけれども、例のインスリンの注射の話は今後どうなるのでしょうか。何らか協会から説明を、例えば本日、明日、近々に求める予定というのはありますでしょうか。
大臣)
報告が上がって来る予定です。まだ上がって来ていませんが、一昨日だと思うんですけれども、奥村副大臣の方から相撲協会に対して電話で、例の暴行の件と、それからインスリンの注射の件について報告をするようにということと、今、分かっている範囲で問い合わせといいますか、注意を喚起しました。それについての報告がそのうち上がって来るというふうに思います。いずれにしても、注射を打っていたということ、これは事実であるということと、これは今の範疇(はんちゅう)で報告を受けているのは、この薬物についての規定といいますか、ルール化というのがまだ協会の方でなされていないということもあるようでして、そのことも含めて是正をするように、そしてルール化をしていくようにというふうな指導をしていくことになると思います。
記者)
昨日、一昨日、もう既に電話で一度問い合わせをされたという理解でよろしいですか。
文科省)
特にまだございません。まだ事務的にやっているだけです。
大臣)
これからということだね。
記者)
昨日、会計検査院の方から「もんじゅ」の関連の東海村の施設で、施設を造っているんだけれども利用がまだされていないので、きちんと利用方法を考えてくださいというような指摘があったそうなんですけれども、お聞きじゃないですか。
大臣)
ええ、まだ連絡は上がって来ていないですね。
記者)
そうですか。使用済みの核燃料の研究施設ということで、まだそういうことをする段階にないということなんじゃないかなと思うんですが、何か現在聞いていらっしゃることがあればと思ったんですが、まだ。
大臣)
ええ、まだちょっと報告は受けていません。また、報告来次第。
記者)
ちょっと相撲の関連で伺いたいんですが、このインスリンの問題ですとか、反ドーピング対策ができているか、できていないかとか、あるいは隆の山関への処分云々に関しては、本場所開催の条件付きだとか、そういうことにはなっていかないんでしょうか。
大臣)
ちょっとしっかりと報告が上がって来てから検討といいますか、協会自体も今、取組を検討しているということだと思いますし、私たちも、それに基づいた判断をしていかなければならないというふうに思いますが、今のところはそこまではいかないというふうに思います。
記者)
九州場所の開催自体に関しては、文科省としては容認していくということですか。
大臣)
はい。
記者)
首相がTPPの関係で、昨日TPP交渉に参加するかどうかの判断を、1日遅らせて今日表明するということになりました。このことの受け止めと、それから今後、文科省の所管分野に対してどんな影響があるかということについても協議・検討を省内でどのような形で行っていくかについてお考えをお願いします。
大臣)
党内でも非常に活発な議論があったということでありますので、総理も慎重にその辺を考えて1日ずらしたということと、今日、今、正に今ですが、予算委員会の場で改めて、これは野党も含めた形での議論というのをしていくということ。そのことによって、さらに総理としては国民の皆さんにも理解をしていただくという機会をつくっていくということだったというふうに思っています。それはそれで慎重にといいますか、大切なことであったというふうに思います。
我が省に関してなんですが、今までに分かっている範囲での項目付けでいくと知的財産権の分野における特に著作権ということ、それからもう一つは越境サービス部分における社会サービスとしての教育というところ、この2点ぐらいが文部科学省としては対象になってくるのかなというふうに思っています。ただ、それが具体的にどういうところで議論になるかというのは、はっきりしていません。はっきりしていませんということは、項目はこういうふうに置かれているんですけれども、具体的な問題について、まだ提起がなされてきていないということだと思います。なもんですから、あらゆる形を想定して、日本としてどういうふうにそれに対応していくかということについては議論は始めております。
記者)
大臣御自身は、このTPP交渉への参加についての賛否については、どのようにお考えでしょうか。
大臣)
私たちの、文部科学省の分野を含めても個々に検討していくとプラスになっていく面、あるいはマイナスになっていく面、それぞれあります。それをどう理解するかということなんですが、私は一つはこうした交渉の中で出てくる問題に対して、逆に国内の制度改革に結びつけていく、そういうきっかけにもなっていくんじゃないかというふうに思うんです。TPPの議論だけじゃなくて、やはり国際化という中で私たちの分野それぞれ考えていくと、内にこもるんじゃなくて世界に展開をしていくという形になっていくと、やはり国際的な基準、あるいはスタンダードといいますかね、そんなものを作っていく、あるいはそういう、逆に言えば日本の持っているスタンダードを世界に対してアピールもしていくという機会にもなっていくと思うので、TPPが今課題にはなっていますけれども、FTAやEPAの流れというのは、これはどんどん進んでいくわけですから、いつやるかと、今やるのか、それともその先の流れにするのかというその違いだけであって、今やるということであるとすれば、それが一番いいんだろうというふうに思っています。そういうふうに果敢に挑戦をしていくということが大事なんじゃないかなという意味でTPPには私は賛成なんですけれども。これは私たちの分野だけの話じゃなくて、それぞれの日本の中の分野に共通することだと思うんですけれども。
ありがとうございました。
(了)