定例記者会見
平成23年9月20日(火)
大臣)
本当は、3次補正について詳しくお話をしたいのですけれども、まだだめだと言われていますので、今日は皆さんの方からどうぞ。
記者)
沖縄の八重山地区の教科書採択の問題で、文科省が求めていた16日までの一本化ができていないという状況になっています。今後、国としてどのように事態収拾に向けて対応されていくのか、お考えをお聞かせください。
大臣)
本来は、あの地区の協議会の中で、一つにまとめていただくということ、これが一番望ましい形なのですけれども、16日までにそれが間に合わなかったということで、残念だったというふうに思います。さらに、もう一度、協議を重ねていただいて、でき得る限りまとめていただきたい。その上で、どうしても難しいという形になれば、あとは法的な基準といいますか、それぞれに係る法律の趣旨に基づいて、私たちも判断をしていくということになると思うので、そこまでは話し合いをしていく努力を、是非お願いしたいというふうに思っています。
記者)
その話し合いの期限といいますか、どれくらいだというふうに大臣は考えていらっしゃいますか。
大臣)
それも、はっきりさせていかなければいけない時期に来ていると思うのです。それで、今のところ、もう少し詳しく現地の状況も分析して、かなりいろいろなことが錯そうしていますので、ちょっと整理をして、期限も決めてやっていきたいというふうに思っています。
記者)
その場合、先ほどお話にあった、それぞれの法の趣旨に基づいて文科省としての判断というのは、例えばどういったことが考えられるということになってくるのでしょうか。
大臣)
最終は、子どもたちにとって支障のない形で収めていきたいというふうに思うのですが、具体的にどうなるかというのは、これまでの例というのもありますし、それからいま一つ詰めて、法の趣旨だとか、現地で、沖縄の方で作っているルール、その運用といいますか、そんなものも実際に行われた結果、どういうどこのプロセスが正当なのかというか、正しかったのかというようなものも外形的に分析して、総合的に判断するということになると思います。
記者)
来年の予算の概算要求基準が、今日、閣議で固まったと思うのですけれども、それに対してどのように臨んでいくかと、あと、7,000億円の特別枠が設けられたと思うのですけれども、それについてはどのように対応していかれるか、今のお考えをお伺いいたします。
大臣)
皆さんも見ていただいたと思うのですが、特別枠の中で教育、科学技術、それから海洋、宇宙等々、私たちの文部科学省管轄の中で日本の再生に向けて重点的に予算枠を作っていくという、それは括弧の中ですけれども、はっきり述べられてきたということでありますので、私たちがひとつ元気を出してしっかり予算付けをしていくということが、はっきり方向付けられたというふうに思っていまして、そういう意味では非常に喜んでいますし、それと同時に、しっかりそれに基づいた交渉といいますか、具体的な組立てというものを、是非していきたいというふうに思っています。
記者)
やり方として、昨年と同じように1割削った分だけ、もらい受けできるというようなやり方で、昨年もいろいろその方法に対して賛否両論ありましたが、大臣はこの方式について、今年も同様な形になりそうなのですけれども、何かお考えがあれば。
大臣)
あまり外形的、機械的な話ではなくて、中身について本当に有効な予算付けになっていくということを、財政当局とも確認しながら、メリハリのついた議論をしていきたいというふうに思っています。数字でごろ合わせというのは、一番だめな話だと思いますので、中身で是非頑張っていきたいというふうに思っています。
もう少ししたら、しっかり説明ができることになってくると思いますが、すみません、あまり話題が限られていて。以上です。ありがとうございました。
(了)
本当は、3次補正について詳しくお話をしたいのですけれども、まだだめだと言われていますので、今日は皆さんの方からどうぞ。
記者)
沖縄の八重山地区の教科書採択の問題で、文科省が求めていた16日までの一本化ができていないという状況になっています。今後、国としてどのように事態収拾に向けて対応されていくのか、お考えをお聞かせください。
大臣)
本来は、あの地区の協議会の中で、一つにまとめていただくということ、これが一番望ましい形なのですけれども、16日までにそれが間に合わなかったということで、残念だったというふうに思います。さらに、もう一度、協議を重ねていただいて、でき得る限りまとめていただきたい。その上で、どうしても難しいという形になれば、あとは法的な基準といいますか、それぞれに係る法律の趣旨に基づいて、私たちも判断をしていくということになると思うので、そこまでは話し合いをしていく努力を、是非お願いしたいというふうに思っています。
記者)
その話し合いの期限といいますか、どれくらいだというふうに大臣は考えていらっしゃいますか。
大臣)
それも、はっきりさせていかなければいけない時期に来ていると思うのです。それで、今のところ、もう少し詳しく現地の状況も分析して、かなりいろいろなことが錯そうしていますので、ちょっと整理をして、期限も決めてやっていきたいというふうに思っています。
記者)
その場合、先ほどお話にあった、それぞれの法の趣旨に基づいて文科省としての判断というのは、例えばどういったことが考えられるということになってくるのでしょうか。
大臣)
最終は、子どもたちにとって支障のない形で収めていきたいというふうに思うのですが、具体的にどうなるかというのは、これまでの例というのもありますし、それからいま一つ詰めて、法の趣旨だとか、現地で、沖縄の方で作っているルール、その運用といいますか、そんなものも実際に行われた結果、どういうどこのプロセスが正当なのかというか、正しかったのかというようなものも外形的に分析して、総合的に判断するということになると思います。
記者)
来年の予算の概算要求基準が、今日、閣議で固まったと思うのですけれども、それに対してどのように臨んでいくかと、あと、7,000億円の特別枠が設けられたと思うのですけれども、それについてはどのように対応していかれるか、今のお考えをお伺いいたします。
大臣)
皆さんも見ていただいたと思うのですが、特別枠の中で教育、科学技術、それから海洋、宇宙等々、私たちの文部科学省管轄の中で日本の再生に向けて重点的に予算枠を作っていくという、それは括弧の中ですけれども、はっきり述べられてきたということでありますので、私たちがひとつ元気を出してしっかり予算付けをしていくということが、はっきり方向付けられたというふうに思っていまして、そういう意味では非常に喜んでいますし、それと同時に、しっかりそれに基づいた交渉といいますか、具体的な組立てというものを、是非していきたいというふうに思っています。
記者)
やり方として、昨年と同じように1割削った分だけ、もらい受けできるというようなやり方で、昨年もいろいろその方法に対して賛否両論ありましたが、大臣はこの方式について、今年も同様な形になりそうなのですけれども、何かお考えがあれば。
大臣)
あまり外形的、機械的な話ではなくて、中身について本当に有効な予算付けになっていくということを、財政当局とも確認しながら、メリハリのついた議論をしていきたいというふうに思っています。数字でごろ合わせというのは、一番だめな話だと思いますので、中身で是非頑張っていきたいというふうに思っています。
もう少ししたら、しっかり説明ができることになってくると思いますが、すみません、あまり話題が限られていて。以上です。ありがとうございました。
(了)