三重県第2区 衆議院議員 中川正春 / 選挙区(鈴鹿市・亀山市・伊賀市・名張市・四日市市南部)

中川正春 NAKAGAWA MASAHARU

立憲民主党

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内閣府特命担当大臣

記者会見

平成24年9月14日(金)

1.発言要旨

おはようございます。

それでは、まず私の方から一つ。「中央交通安全対策会議交通対策本部」の開催についてであります。

 今日、この対策本部を開催します。

 今年は、春の全国交通安全運動以降、通学中の子供が被害者となる事故を始めとして痛ましい交通事故が続いています。

 このために、秋の運動に先駆けまして、総理の御指示によって、本日、この本部を開催することにしました。

 今回は、会議の構成員たる関係府省の事務次官等の他、特に私から交通安全対策に関係の深い法務省、文部科学省、国土交通省の副大臣の出席を要請しています。

 この会議を通じて、政府として関係府省間での現在の取組等について情報の共有を図って、今後一層連携して交通安全対策に万全を期していきたいと思います。

 それぞれの省庁から説明のある中身についてですが、文部科学省は、通学路の交通安全確保に関する取組の状況、国土交通省は、通学路の問題に関する国土交通省の立場からの取組状況、それから高速ツアーバスの安全確保のための取組の状況、法務省は、法制審議会第167回会議における諮問事項、警察庁は、一定の病気等に起因する交通事故への対応に関する取組の状況、それから無免許運転への対応に関する取組の状況ということです。

 最近特に特徴的に出てきた交通事故の状況を踏まえ、それぞれの省庁の現在の取組状況を報告するということになっています。

 以上です。


2.質疑応答

(問)朝日新聞、岡本です。また、ちょっと大臣の所管外のことだと思いますが、今朝、中国の工船が日本の領海に侵入したという事案が発生しました。
 中国では尖閣国有化をめぐって、日本製品の不買運動を政府が容認したり、人的交流がキャンセルになったり、どんどんエスカレートしていますが、この状況について、今の率直な思いをお知らせください。

(答)閣僚懇談会で総理からそのことに触れて、万全の体制を作っていくということと同時に、情報を収集した上で、あらゆる想定をしながら対応していくというお話がありました。我々も、そういう思いは共有していまして、前回の例でいくと、中国もいろんな方面に連動させながら圧力をかけるということも見受けられましたので、そういうことがあっても、しっかりと対応ができるような国の体制を作っていく。揺るぎなくということですが、そういうことだと思っています。

(問)昨日、外務副大臣が記者会見で、国有化の前にもっと中国との外交的努力をしておくべきだったというふうな自戒の念をおっしゃっていたのですが、そういうふうな見方をされている方もいらっしゃいますが、どういうふうにお感じでしょうか。

(答)そういう努力を怠ってはいけないというふうには思います。
 ただ、中国の国内の状況と密接に関連していますので、その世論に対してもどう働きかけるかということになると、なかなか難しいところもあるのではないかと思います。工夫の余地はいろいろあると思うので、そういう努力を我々も怠ってはならないと思います。

(問)その中国の国内の状況なんですけど、例えば、先月でしたよね、竹島に韓国の大統領が上陸した時とか、日本の国内では、それほどといったらあれですが、相手国に対して物すごい反発というのが表面的には出てなかったと思うのですが、中国の国内では、いつものことですけれども、日本の国旗を燃やしたりとか、いろんなデモを繰り返したりする。そういった振る舞いについて、どういうふうにお感じになっていますか。

(答)恐らく、これまでの歴史の中で反日教育を非常に強調してやってきたということが一つあったのだと思うのです。それと同時に、恐らく中国の政府も、反日ということが反政府ということに連動されてくることに対しての危機感といいますか、そういうこともあって、いつものパターンではありますけど、そこをどううまくコントロールするかというのは、中国の政府自体の問題でもあると思うので、その辺もしっかり我々も見据えながら、中国政府との間での外交を戦略的にやっていくということが大事だと思います。

(問)朝日新聞の赤井と申します。先日、東京都の方でも防災計画がちょっとまた一歩進んだと思うのですけれども、首都直下地震のモデル検討会と被害想定というのは、まだ時期がカチッとは明示されていない状態だと思うのですが、大体どれぐらいまでにやりたいというふうなお考えなのかというところを・・。

(答)前に申し上げたとおり、被害想定は冬ですね。これは直接的な被害と経済被害あわせて考えておりまして、全体の取りまとめはおおむね25年の春ぐらいに取りまとめていくということを考えています。

(問)冬というと、ちょっとまだかなりボワッとしていると思うんですけど、例えば、年内にとか、年は越す感じになるのかとか、その辺のイメージが分かれば。

(答)それぞれの担当者は頑張っているのですけれども、新しい知見もその中に入れていくということもあるので、まだ、この時期にというところまで至っていないという状況です。
 大体目処が出てきた時点で、皆さんにまたお知らせはしたいと思いますし、その時には相談もさせていただきたいと思います。

(以上)
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